シネマチェックトップページ50音別indexハ行index 

ポセイドン      


2006年 アメリカ アクション・アドベンチャー・スリラー   

<監督>ウォルフガング・ペーターゼン
<キャスト>カート・ラッセル , ジョシュ・ルーカス , リチャード・ドレイファス , エミー・ロッサム , ジャシンダ・バレット , マイク・ヴォーゲル , フレディ・ロドリゲス

<ストーリー>
北大西洋を航行中の豪華客船ポセイドン号は、大晦日の夜のパーティーが開かれていた。しかし、突然の海底地震による大津波によって、あっという間に転覆してしまう。そして、生き残った乗客達の決死の脱出劇が始まった・・・。

<感想>
映画を見る前に、登場人物の設定が、オリジナルの「ポセイドン・アドベンチャー」と違うことを知ったので、まったく別ものとして映画を見ました。
それが良かったのか、すごく迫力ある映像に、ハラハラドキドキして、楽しんで見ることが出来ました(^^)。

オリジナルとは、時代も登場人物も、脱出の仕方も全て違っていて、同じなのは、船の名前と、大晦日ということだけ。これなら、リメイクと言うよりも、別個のオリジナルパニック映画とした方が良かったかもね〜ともチラッと思いました。

船の沈没映画ではつきものの、潜水シーンも、2カ所ほどあって、その都度、思わずこちらまで息を止めて見てしまうので、映画を見ながら、息も絶え絶えになってしまいました。もう、私には、絶対無理、生き残れないーーー(T_T)。
他にも、今の撮影技術を駆使したと思われるシーンが目白押しで、気を抜くところが全くない、スピード感溢れる映画でしたね〜。

夢中で見ていたので、時間が経つのも早く感じて、終わったときには、映画の緊迫感にぐったりしたと同時に、もう終わり?という気もしたのですが、この映画は、元々98分という短い映画だったんですね〜。実は私、この映画、パニック大作で、上映時間が2時間30分ぐらいなのかと勝手に思いこんでいたので、実際の上映時間を知って、な〜んだ本当に短かったんだと、妙に納得しました(^^)。
そんな大作にしては、俳優が地味だなぁとも、思ってたんですよね〜(^^)。キャストにはあまりお金を掛けずに、映像重視というわけかな。
これだけの作品を、パニック部分に的を絞ってコンパクトにまとめ上げたのは、すごいと思いました。これもまた、ドラマよりも、映像に重点を置いて作ったせいなのでしょうね、きっと。(2006,06,03)



シネマチェックトップへ