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僕の彼女はサイボーグ      


2008年 日本 ロマンス・ファンタジー   

<監督>クァク・ジェヨン
<キャスト>綾瀬はるか , 小出恵介 , 小日向文世 , 竹中直人 , 吉高由里子 , 吉行和子

<ストーリー>
大学生のジロー(小出恵介)は、自分自身の誕生日を一人寂しく祝っていた。そんな時、彼の前に、一人の女性(綾瀬はるか)が現れた。彼女は、数時間後にいなくなってしまったのだが、その時のことをジローは、忘れられなかった。一年後、ジローは、再び彼女と再会して、彼女が未来の自分が自分を守るために送ったサイボーグであることを知る・・・。

<感想>
「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督が、日本で撮った作品です。
いかにもクァク監督らしいテイストが、あちらこちらにちりばめられていました。
特に、”強くてかわいいヒロイン”、”弱っちいけど心優しい彼氏”のコンビは、そのまま健在。特に、予告編を見た時から、あの”チャ・テヒョン”にそっくり!と思った小出恵介は、クァクワールドには、欠かすことの出来ないキャラクターそのものでした(^^)。

韓国人監督が日本を舞台にするということで、ストーリーや、背景に違和感があるかもしれないと、危惧していたのですが、それは、ほとんど感じられませんでした。
二人の会話に、ちょっとありえないかも?!と思うようなやり取りもありましたが、それは、ジェネレーションギャップということもあるでしょうから、そんなに気にはなりませんでした。

ただ、気になったのは、彼の田舎に行くシーン。あれは、どう見ても昭和の風景で、とても、2008年に大学生である青年の思い出とは思えませんでした。まあ、いいけど・・・(^^;。
それから、ラストのしつこさも、ちょっと・・・(^^;。同じシーンをそのまま再現しなくても・・・と思ったのですが・・・(^^;。

でも、そんなことを吹き飛ばすのが、綾瀬はるかのかわいらしさです。未来から送られたサイボーグという、とんでもないヒロインなのですが、そんな役をとってもキュートに演じていて、スクリーンから目が離せませんでした。彼女のことは、CMで見るぐらいで、あまり知らなかったのですが、この映画を見て、メチャかわいい〜〜と、びっくり。プロポーションも、完璧でしたね〜〜。女の私でも、こんなに見とれてしまったのだから、男性なんて、きっとイチコロでしょう〜〜(^^)。

そんなわけで、映画の出来は、傑作とは言えなくても、彼女と、小出君の魅力で、十分鑑賞に堪えうる作品だと思いました(^^)。(2008,06,06)



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