プリンセストヨトミ　　　　　　 ２０１１年　日本 コメディー・ミステリー・ファンタジー　　　 ＜監督＞鈴木雅之 ＜キャスト＞堤真一, 綾瀬はるか, 岡田将生, 菊池桃子, 平田満, 江守徹, 宅間孝行, 玉木宏, 笹野高史, 和久井映見, 中井貴一 ＜ストーリー＞ 会計検査院の調査官、松平（堤真一）、鳥居（綾瀬はるか）、旭（岡田将生）は、調査のために、新幹線で、大阪に向かう。順調に調査は進むが、財団法人ＯＪＯでの調査が終了しかかったとき、何か、違和感を感じるのだった・・・。 ＜感想＞ 万城目学著「プリンセス・トヨトミ」の映画化です。 原作が出たときは、京都の「鴨川ホルモー」、奈良の「鹿男あおによし」、そして、とうとう大阪だ！と、一人で盛り上がりつつ、読んだのでした・・・。 映画の方も、ご当地映画として、大阪の色々な名所や、知っている地名、そして、いかにもの大阪のおばちゃんたち等々が登場。 見ていて、相当楽しかったです。 しかも、大阪の独○願望は、よく、大阪の人が口にすることで、なんだかワクワクする設定なわけなのですよね、これがまた(^^)。 ところが、原作同様・・・というか、原作がそうなので、しょうがないのですが、後半が、イマイチなんですねーーー(^^;。 題名と、内容に距離があるように思うし、 プリンセスの危機！も、なんだかイマイチ。 終盤は、ちょっと、おまじめ過ぎるような気も・・・。 もっとハチャメチャに、やって欲しかったです。 素材自体は、より面白くできるものだと思うんだけどな。 映画公開時、大阪人の私が見なくて、誰が見るんじゃい！と、思いつつも、評判の悪さに、結局見に行かなかったのですが、まあ、正解だったかな。 でも、前半は、面白いところが随所にあり、キャストも豪華で、特に、主要キャスト３人は、なかなかよろしいので、家で見る分には、それなりに楽しめました(^^)。(2012,04,16)