マスカレード･ホテル　　　　　　 ２０１８年　日本　 ミステリー　　　　 ＜監督＞鈴木雅之 ＜キャスト＞木村拓哉 , 長澤まさみ , 小日向文世, 濱田岳, 前田敦子, 笹野高史, 勝地涼, 生瀬勝久, 松たか子, 鶴見辰吾, 石橋凌, 渡部篤郎 ＜ストーリー＞ 連続殺人事件が発生している東京で、次に事件現場となるのがホテル・コンテシア東京であることを突き止めた警察は、刑事の新田（木村拓哉）らをホテルマンとして潜入させるのだが・・・。 ＜感想＞ 東野圭吾さんの同名小説の映画化作品です。 ８年ほど前に原作を読み、とても面白かったので、映画化も楽しみにしていましたが、主演が木村拓哉ということで、映画を見るのを躊躇してしまいました。 どうも、ジャニーズのアイドルタレントの映像作品は、苦手なので(^_^;。 でも、原作が面白いので、映画自体は、面白かったです。 ホテル自体のゴージャスさもさることながら、 刑事がホテルマンに化けることの面白さと、ホテルにやってくる人たちの様々な事情が映画を盛り上げました。 ホテルやホテルマンの仕事の大変さや、大切さがよく伝わってきました。 お客様のためにと思ってしたことでも、反面、恨みを買ってしまうこともあるというのは切ないことですが、実際には、あそこまでするというのは、どうなんでしょう？？超お得意様ならともかく、ちょっとやりすぎのような気もしました。 日本のホテル映画というと、三谷幸喜監督の「THE　有頂天ホテル」を思い出しますが、この映画もキャストが豪華で、その点、楽しめましたが、ミステリーとしては、イマイチだったかも？(2020,05.23)