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マラヴィータ |
2013年 アメリカ・フランス (MALAVITA)
コメディー・犯罪・スリラー
<監督> リュック・ベッソン
<キャスト>
ロバート・デ・ニーロ , ミシェル・ファイファー , トミー・リー・ジョーンズ
<ストーリー>
フランス・ノルマンディの田舎町に、ひっそりと越してきたブレイク一家。彼らは、対立するマフィアファミリーのボスを司法に売り、FBIの保護プログラムによって、各地を転々とする生活を送っていたのだった・・・。
<感想>
マフィア役ならお手の物のロバート・デ・ニーロが、マフィアを裏切ってFBIに守られる生活を送っている元マフィアの男・・・という、ちょっと変わった設定の作品です。
コメディーなので、楽しく見ることができました。
FBIの保護プログラムによって、住所も、名前も、職業も、コロコロと変えなければならない不自由な生活の上、いつ報復を受けるかもしれないという不安でびくびく暮らさなければならないとても辛い人生です。
でも、一家は持ち前の勝ち気さで、新しい土地にも、それなりに馴染んでゆきます。
その馴染み方が、いかにも彼ららしくて、笑ってしまうのですが・・・(^_^)。
一家の状況説明が終わってしまえば、子供たちの話がメインとなり、意外とおとなしめな雰囲気で、こんなものなのかと思いながら見ていたら、さすが、リュック・ベッソン監督、終盤は、意外な出来事や激しい銃撃戦で楽しむことが出来ました。
特に、デ・ニーロ演じるフレッドが村の集会所で「グッドフェローズ」を見ることになるところなんて、ニヤニヤしてしまいました。
思わず、続けて「グッドフェローズ」本編を再見したので、面白さが倍増しました(^_^)。
さすが、監督がマーティン・スコセッシを製作総指揮に迎えただけのことはありますねぇ。
ロバート・デ・ニーロは、ちょっと情けない役ですが、年相応に落ちぶれていて、いい味わいです。
妻役のミシェル・ファイファーは、この役が、意外にもぴったりはまっていました(^▽^)。(2017,05,31)
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