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名探偵登場      


1976年 アメリカ コメディー・ミステリー・スリラー・犯罪

<監督>ロバート・ムーア
<キャスト>ピーター・セラーズ , ピーター・フォーク , マギー・スミス , ジェームズ・クロムウェル , アレック・ギネス

<ストーリー>
大富豪ライオネル・トウェイン(トルーマン・カポーティ)からの招待状を、五組の名探偵たち、ミロ・ペリエ(ジェームズ・ココ)、サム・ダイヤモンド(ピーター・フォーク)、ジェシー・マーブル(エルザ・ランチェスター)、シドニー・ワン(ピーター・セラーズ)、ディック・チャールストン(デヴィッド・ニーヴン)が、受け取った。約束の日に、次々と、屋敷に到着する名探偵たちは、トウェインの手荒な歓迎を受けることになる・・・。

<感想>
映画なら何でも、片っ端から見ている私ですが、そういう無節操なことをしていると、せっかくの映画も、十分楽しめないこともあります。この映画がまさに、そうでした。
実は、ここに出てくる名探偵たちを、ほとんど知らずに、この映画を見てしまったのです。これは、あまりにも、暴挙でしたねーーー。きっと、知っていれば、知っているほど、面白い映画だったでしょうに、残念です(T_T)。
登場した探偵の中で、何となく分かったのは、ミス・マープルらしきジェシカ・マーブルズぐらい。ピーター・フォークが出ているので、コロンボ役かと思いきや、違う探偵さん役でした(^^;。

そんなわけで、無知な私が見たこの映画ですが、それでも、小技(こわざ)があちこちに効いていて、面白かったです。そんなばかな!?と思うような、バカバカしい笑いも、てんこ盛り。
それに、それぞれの探偵の個性爆発!彼らを知らない私は、あまりピンとこないのですが、見ているうちに、だんだん笑えてきました。

圧巻は、ラストの謎解きですね〜。ああでもない、こうでもない、それぞれの探偵ごとにちゃんと結末も用意されている丁寧さ。恐れ入りました。

それに、キャストも凄いんですよ〜〜。これは、実は、映画を見た後に知ったのですが、あの「冷血」の著者、トルーマン・カポーティが、出ていたではありませんか〜〜。何という、豪華さ、何という洒脱さ!うぅ、もうちょっと知識を蓄えてから見たかったなぁ。
他にも、若〜〜いジェームズ・クロムウェル(=「クィーン」でフィリップ殿下を演じた)も出ているし、アレック・ギネスも!!(^^)。結構お宝映画なんですね〜(^^)。
おそらく、往年の探偵小説ファンの方も、おもしろくて悶絶したのではないでしょうか〜(^^)。(2007,05,08)



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