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耳をすませば      


2020年 日本
青春・ロマンス    

<監督>平川雄一朗
<キャスト>清野菜名, 松坂桃李 , 松本まりか, 田中圭, 近藤正臣

<ストーリー>
本が大好きな少女・雫(安原琉那)は、図書カードが縁で甘沢聖司(荒木飛羽)と知り合う。それから10年。聖司(松坂桃李)はイタリアで音楽活動をし、雫(清野菜名)は、出版社で働きながら小説を書き続けていたが・・・。

<感想>
ジブリのアニメを見たのが大分昔で、ストーリーをすっかり忘れていて、今回の映画を見るにあたって、前作を見直してみようかどうしようかと思いつつ、結局何もせず観に行ってしまいました。
でも、後で調べたら、Amazonプライムでも配信はないし、仕方なかったですね。
その代わり、以前の自分の感想を読み返しました・・・薄い感想だったけど(^_^;。

劇場での鑑賞は、「トップガン マーヴェリック」を見た五月以来でしたが、やっぱり、映画館で映画を見るのは、映画の醍醐味であると再認識です。また、映画館通いが日常化するかも?!(笑)。

映画は、アニメで描かれた中学生時代の男女から10年後の彼らを描いています。
10代の頃の彼らも十分に描かれていたので、アニメのことを忘れていても全く問題はありませんでした。
むしろ、この作品だけ単体で見た方が、前作と比較して残念に思うなんてこともないわけなので、よかったのかも。

イタリアで音楽活動をしている聖司と10年間の遠距離恋愛中の雫。
それぞれ大人になって、中学時代とは、違う悩みを抱えている二人の関係は、どうなってゆくのか。

主人公達が大人になったことで、アニメを見ていた時よりも、より身近に感じることが出来たような気がします。
彼らと共に、悩み、感じる事が出来たかな。
イタリアで、聖司の演奏に合わせて雫が歌う「翼をください」が心に響きました。
そして、ラストは、ちょっぴり涙。
あぁ、映画って、いいな。(2022,10,15)



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