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20世紀少年      


2008年 日本 アドベンチャー・サスペンス   

<監督>堤幸彦
<キャスト> 唐沢寿明 , 豊川悦司 , 常盤貴子 , 香川照之 , 宮迫博之 , 生瀬勝久 , 小日向文世 , 佐々木蔵之介 , 中村嘉葎雄 , 黒木瞳 , 藤井隆 , ARATA , 池脇千鶴 , 竹中直人 , 森山未來 , 津田寛治 , 洞口依子 , 光石研 , 平愛梨 , 石橋蓮司 , 藤井フミヤ , 片瀬那奈, 石塚英彦 , 吉行和子

<ストーリー>
1969年。小学生だったケンヂ(唐沢寿明)は、友達と原っぱに秘密基地を作って遊んでいた。1997年。大人になったケンヂは、失踪した姉が残していった赤ん坊をあやしながら、コンビニの店主をしていた。その頃、謎の失踪事件や、自殺などが続き、世間でも、不穏な事件が起き始める。ケンヂは、それらの事件が、自分たちが子供の頃に書いた「よげんの書」とそっくりなことに気がついて、友達を集めて、その頃の記憶をたどり始める・・・。

<感想>
「DEATH NOTE デスノート」で、原作を読まずに、なんとなく後れを取った気がしたので、今回は、「20世紀少年」頑張って読みました。とりあえず、映画の第一章にあたる1〜6巻を・・・(^^)。

原作も、3つの時代が入り乱れ、なかなか大変なのですが、それを映画は、うまく作り上げていると思いました。さすが、原作者の浦沢直樹さんが、脚本に参加しているだけのことはありますね。
それに、原作のキャラクターそのままの子役と、俳優さんたち。これらがイメージぴったりなので、分かりやすくて、うれしいところです。
特に、ケンヂ役の唐沢寿明は、ぴったりの当たり役だと思いました(^^)。

原作を読んだ時は、そんなに子供の頃のことをすっかりきっぱり忘れるものかなぁと、疑問に思いましたが、そのあたりは、映画の方が、リアルになっていて良かったように思います。

さて、”ともだち”とはいったい誰なのか??原作を6巻までしか読んでないので、結末は知らないのですが、映画を見た感じでは、あの人?!と思う人がいました。だって、そのまんまでしたからねぇ(^^;。まあ、そこら辺は、引っかけかもしれないので、あとの、お楽しみにしておきましょうか。

そんなこんなで、原作を読んだばかりのせいで、この謎めいた世界がとても楽しめたのですが、上映時間2時間30分はちょっと長すぎますね。そんなに長く緊張感は、保てませんでした(^^;。次は、2時間ぐらいでまとめて欲しいです。

第二章も割と早めに公開されるようなので、原作の続きも読まなくっちゃ(^^)。(2008,09,01)


☆★20世紀少年シリーズ☆★

第1章 終わりの始まり
第2章 最後の希望
<最終章>ぼくらの旗



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