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500ページの夢の束      


2017年 アメリカ (PLEASE STAND BY)
コメディー   

<監督>ベン・リューイン
<キャスト>ダコタ・ファニング, トニ・コレット , マイケル・スタール=デヴィッド, パットン・オズワルト

<ストーリー>
「スタート・レック」が大好きな自閉症のウェンディ(ダコタ・ファニング)は、「スター・トレック」の脚本コンテストに応募すべく脚本を書き上げたが、郵送では締め切りに間に合わない事が分かり、自分でロサンゼルスのパラマウントまで持って行こうとする・・・。

<感想>
すっかり大きくなった「 I am Sam アイ・アム・サム」の天才子役、ダコタ・ファニングが、自閉症の女性ウェンディを演じています。

自閉症の症状にも、色々あるようですが、ウェンディは、訓練によって、自立を目指しているような女性です。
とはいえ、何かいつもと違うことがあったり、ストレスを感じると、パニックになってしまうようでした。

そんな彼女が、周りには内緒で、一人だけで、ロサンゼルスのパラマウントを目指すなど、方向音痴の私が一人で仙台に向かうようなものです(多分(^_^;)。
しかも、旅は、紆余曲折、様々なことが起こります。
親切な人もいれば、彼女をカモにする人もいて、お金を取られたり入院したりと、いかにも大変な旅なのでした。

でも、彼女は頑張ります。大好きな「スター・トレック」のために!
そんな彼女の姿を見ているうちに、「頑張れ!」と心から応援してしまいました。

「スター・トレック」は、あまり見ていないというか、興味がないのですが、好きな人には、きっとドはまりの映画ではないでしょうか。ちょっとうらやましい。

主演のダコタ・ファニングは、今年24歳。
「ブリムストーン」では、暗い過去を持つ人妻役を演じていて、いつまでも”天才子役”といわれるのは、本意ではないでしょうが、ついついそう書いてしまうし、子役の頃を思い出してしまうのですが、
着実に実力派女優への道を進んでいるように思われます。(2020,02,22)



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