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LUCK-KEY ラッキー      


2016年 韓国 (LUCK-KEY)
コメディー・ミステリー・犯罪   

<監督>イ・ゲビョク
<キャスト> ユ・ヘジン, イ・ジュン, イム・ジヨン

<ストーリー>
非情な殺し屋のヒョンウク(ユ・ヘジン)は、ある日、銭湯で転び、頭を打って記憶を無くしてしまう。そんな彼のロッカーの鍵を自分の鍵とすり替えたのは、貧乏役者のジェソン(イ・ジュン)だった・・・。

<感想>
日本映画「鍵泥棒のメソッド」の韓国リメイク作品で、韓国でも大ヒットしたそうです。

銭湯で滑って頭を打ち、記憶喪失になった男と、その男の鍵を自分の鍵と取り替えて男の財産を盗もうとする男の物語です。
・・・とここまでは、はっきり覚えていたのに、後のストーリーは、すっかり忘れていて、とても新鮮でした\(^o^)/。

ストーリーも面白いのですが、何よりいいのは、記憶を失う前は伝説の殺し屋だった男を演じたユ・ヘジン。
彼は、いつも脇役として色々な役を演じていて、イケメンとはいえないその風貌なのですが、その彼が、かっこいい殺し屋を演じます。
といっても、ほとんどのシーンは、殺し屋としての記憶を無くしている男を演じていて、自分に割り当てられた貧乏役者としての自分をなんとか完璧にこなそうとしています。
そこはさすが脇役として色々な映画に出演しているベテラン俳優。
殺し屋も新人俳優としてもどちらも魅せてくれました。

前半はちょっともたついた気がしましたが、後半は、楽しくて思わず何回も笑ってしまいました。

堺雅人、香川照之主演の日本映画の方ももう一度見直してみたくなりました。(2024,05,20)






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