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X-MEN ファースト・ジェネレーション      


2011年 アメリカ (X-MEN: FIRST CLASS)


<監督>マシュー・ヴォーン
<キャスト> ジェームズ・マカヴォイ, マイケル・ファスベンダー, ケヴィン・ベーコン, ローズ・バーン, ニコラス・ホルト, ジェイソン・フレミング, ジェニファー・ローレンス

<ストーリー>
1960年代のアメリカ。遺伝子の突然変異により、強力なテレパシー能力を持ったミュータント、チャールズ・エグゼビア(ジェームズ・マカヴォイ)は、自分の他にも、様々な能力を持つミュータントが出現していることに気がつく。また、平和を愛するチャールズとは反対に、世界征服を企むセバスチャン・ショウも、活動を始めていた・・・。

<感想>
題名通り、ミュータントであるX-MENたちの創世記の物語です。
宿敵の二人は、どうやって出会い、どうして、敵同士になったのか。
それが、分かりやすく描かれていて、面白かったです。

マグニートー=エリック・レーンシャーの悲しい過去。
二人の共通の敵、セバスチャン・ショウの存在。
新たに発掘された様々な能力を持つミュータントたち。

これらひとつひとつの話が、それぞれ充実していて、長い上演時間でしたが、飽きずに見ることができました。

また、時代設定も、米ソの冷戦時代に照準を合わせていて、実際の歴史的危機が、ミュータントの決定的な決裂を招いたという、虚実合わせたダイナミックさで、話の作り方がうまいなぁと思いました。

そして、やはり、後半のアクションが一番の見どころになっていました。
それまで描かれていたことが、ここで、すべて一気に昇華し、目の覚めるような映像です。
見ながら思わず、力が入りました(^^)。

そして、最後には、なるほど、そういうことだったのかと、自然と納得できる仕上がり。
いいですね〜〜、面白かった!(^^)。

ほとんどが今回初登場のキャストでしたが、”あの人”が、ちらっと出たりして、ニヤリとするシーンも(^^)。

一番重要な配役、プロフェッサーXと、マグニートの、ジェームズ・マカヴォイと、マイケル・ファスベンダーも、雰囲気出てました。
彼らが年を取ると、あの人になるのね〜と、想像しながら見てました(^^)。

セバスチャン・ショウ役のケヴィン・ベーコンは、なんだかとっても久しぶりでしたが、役柄のせいか、思ったよりも、若返ったような気もしました〜(^^)。

ちょっと残念だったのは、美しく成長したニコラス・ホルトが、ビーストだったこと。
最初は、メガネだし、なんか、もったいないかと・・・まあ、いいんだけどね(^^)。

監督は、「キック・アス」のマシュー・ヴォーン。
この監督、いいよね〜〜(^^)。(2011,06,11)



2000年「X-メン」
2003年「X-MEN2」
2006年「X-MEN ファイナル ディシジョン」
2009年「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」
2011年「X-MEN ファースト・ジェネレーション」



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