ウサギ掲示板過去発言No.1500-201011-29
Re:麻酔 |
投稿日 2010年11月14日(日)22時27分 投稿者 チーママ
すでにプロキオンさんがお返事を下さっていますが、確かに年齢だけでは決められない問題ですね。 その子の健康状態が一番であり、またこのままにしていても、悪化するだけでしょう。 こうしたお話は実に良くありまして、飼い主さんには非常に悩ましい問題になっています。すべてが「もし…」という仮定の話ですので、何か良いのか判断がつきづらいのです。 プロキオンさんがおっしゃるように、じっと待っていれば治るという問題ではなく、手術をして万が一があってはいけないと強制給餌を続けても、いずれは追いつかなくなり亡くなるでしょう。あいにく私は、食べられなくなるような歯科トラブルを抱えたウサギさんが、長期間生きているというお話は知りません。 で、ウサギを良く診る先生に言わせれば、高齢だからと麻酔ができないわけでも、危険が増すわけでもない。若くても危ないことはある。要は年齢より体の状態、あるいは麻酔管理が出来るかどうかというわけです。 となれば、強制給餌を続けて体力が次第に落ちていくのは、リスクを高めているということにもなります。 現在のかかりつけの先生が出来ないというならば、他に探す必要があるでしょう。 まだまだ少ないですが、本当に手術が必要な処置は別として、歯科メンテナンスくらいなら無麻酔ですます先生もおられます。 我が家のかかりつけの先生がそうで、飼い主さんは近県からもいらっしゃいます。 そうした先生は他にもぽつぽついると聞くこともありますので、探してみることが必要です。 あるいは麻酔はするけれど、高齢だからだめというわけではなく、必要ならしますという先生もいるでしょう。 まずは、セカンドオピニオンもかねて、他を探してみてはいかがでしょう。 食べたいのに食べられない。そういうウサギさんがいかにつらいかを思えば、本当に消化器官が衰えてしまう前に、出来るだけ探してみてくださいね。
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