ウサギ掲示板過去発言No.1500-202101-78
ウサギ 10歳 |
投稿日 2013年8月20日(火)23時07分 投稿者 チーママ
我が家の息子が10歳になりました。 ということは、この掲示板のお世話係になって10年たったということです(@@) 長いような、短いような・・・ 10年前の年の初めに、この掲示板のお世話係になりました。 皆さんのお話を読んで「ウサギは大変。絶対に飼わないぞ!」と意を決しておりました。 ところがその年の9月、ある日突然手のひらの上に「はい♪」と娘が乗せたのが、2匹のウサギ(笑) きっとウサギの神様が、この子達が来るからとお世話係にしたのかな?と思ってしまいましたよ。なかなか粋な計らいです(笑) 生後3週前後の子ウサギ。母乳は2週間飲んでいたかどうかで、捨てられるぎりぎりで迎えました。それからは、もう泥縄(^^;;; 獣医さんに、皆さんに助けられながら、どんどん育つウサギを追いかけながらの育児でした。 何も知らずに手にしたのですから、当たり前の世話の仕方なんて知らずに、気がつけば「牧草食べない」「野菜食い」「ケージに入らない」「部屋中ご自由」なウサギたちになってしまいました。 ウサギの楽しさ賢さを教えてくれた娘は、4歳でお月様に飛んでいってしまいましたが(死因:胃破裂)、変わりに息子が長じるほどに人間くさくなって(^^;; 娘の後を継いだ小娘は、1ヶ月にして息子に一目ぼれの後追い泣き虫娘。ウサギが鳴くって、初めて知りましたよ。 当然小娘も「牧草食べない」うさぎ。おまけに初めから「家中ご自由うさぎ」。 最近は、だいぶご自由ウサギが増えてきましたが、ケージ飼いとそれぞれ一長一短あると思います。 息子は、このお正月前後に急激に体重が落ちて、その上ゼリーウンチが改善できなくて、一時こちらが不安定になる日々でした。ムコイド腸炎(子ウサギでは致命的)であろうと。 おかげで腸にはゴブレットセル(杯細胞)というのがある事、そこから腸壁保護のためにゼリー状のムコイド物質が出てくること、セロトニン受容体がかかわることなど知りました。 薬の成分や副作用、どのように効くかなど、本当に久しぶりに調べました(笑) おかげで、状態を見て常備薬の取り合わせなど考えて投与するようになりました。(もちろん、先生への報告・連絡・相談はしています。) いつまでたっても、ウサギ道果てしなしです。 体重自体は、壮年期は2300gあったのが、去年あたり徐々に2100gほどに。それが今では1800台です。体力を考えるとせめて2000は欲しいのですが・・・ でもいくら食べても肉にはならない様で、年取ると燃費が悪くなるのは人間と同じなんですね。確かに「長生きやせ」というのは人間にもありますが、ひところは毎日体重量って一喜一憂していました(−−) 夏になって「〜♪♪♪」とかけて行く後姿に、やっと「機嫌がいいなら、ま いいかぁ」と思えるようになった飼い主です。 ソファやベッドに飛び乗ることもしなくなり、最近「ごはん!おきて!!」とベッドにあがって起こしに来るのは、小娘のお仕事になりました。でも、相変わらず「ねようよー」と迎えに来るのも、一緒に寝るのも息子です。(30分ほど一眠りすると出て行きます) ご飯はあったか飯の方が食いつきがいいことも、高齢ウサギになって知ったことです。 残っていると「冷めてるんですけど!」と、文句を言います。 何しろ食べることが優先ですので、今は朝晩「ペレット+酵母菌ペレット」をお湯でふやかして粉のゲータレード等をかけたもの。強制給餌用2種類混ぜて練ったものに、プロポリス粉末をかけたものを与えています。 私が家にいる間は、欲しがるだけ台所で与えています。(小娘はダイエットのために、別メニューを部屋で食べさせています) この冬は、保温にいっそうの気配りが必要なようです。 飼い主さんたちのお世話が良く、高齢ウサギが周りにも増えてきました。 それとともに、獣医療も高齢ウサギならではの問題や対処法が必要とされます。 これからも、この掲示板で楽しくわが子自慢がてらに、お話をしてくださいね。 そうした中で、いろいろと学ぶこともあると思うのですよ。
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