獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200101-107

RE 腫瘍の相談
投稿日 2001年1月13日(土)11時06分 田口正行

腋下の腫瘍で、とりあえず悪性には見えない様ですが腫大傾向が明らかであればやはり外科的に切除して病理検査は行った方が良いと思います。
あまり大きくなると、腋下の神経を圧迫して跛行の原因になる事も考えられるからです。

心疾患に関してはキャバリアは6歳までにほぼ100%左房室弁の閉鎖不全を起こしてくる事が知られている犬種ですから、全く安全と言うわけには行かないかも知れませんが、一般常識として心疾患があっても内科的にコントロール出来ていれば手術は可能とされています。
麻酔に不安があって主治医の先生が二の足を踏まれている様でしたら、大学病院への紹介を依頼されても 良いかも知れません。

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