意見交換掲示板過去発言No.0000-200209-86
RE 腸の不具合について |
投稿日 2002年9月11日(水)10時04分 田口正行
腸管の通行性に問題があって排便が困難な場合の食事ですが、食事中の線維質は可溶性のものにしてあげることが必要です。 不溶性の線維だと便の量が増え、かたい便になるので排便困難が悪化します。 毛玉排出用の食事はその意味で使用されてもかまわないと思います。 (以前、犬の肛門付近にできた腺癌で一ヶ月排便をしていない症例がいましたが、この子の飼い主さんは糞の大きさを減らそうと牛乳だけを与えていました) 問題は肛門付近で腸管が狭窄、または圧迫をうけていることで、年齢からも腫瘍の可能性が高いと考えられます。 症状は進行性なのでしょうか? 猫では腸管の腫瘍ではリンパ腫が多いとされていますので、もしかしたらステロイドに反応があるかもしれません。 可能であれば、バイオプシーなどの組織検査で何が腸管の通行性を阻害しているのかを調べられると良いのですが。 また、経過などを教えて下さい。 |
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