私もかつて獣医師会に入会していた頃は、当時春秋参加していました。
大変な作業で、病院での経験とは全く違うスキルを必要と感じました。
苦労はBig1先生が書かれたとおりです。
当時若かったので、さっさと注射が出来ないと去年の先生は保定なしでやってくれた
などとぼやかれる。　これが一番心に突き刺さりました。（笑）
何度か咬まれそうになったり（闘犬の口が顔の前で閉じる音を聞いた）、実際に
咬まれたこともありますが、先方は行政のお知らせによりお金を持って集合注射会場に
集まり、当方は作業終了後の分配を楽しみにしている立場。
咬まれていい気持ちはしませんから、安全に注意して、飼い主を指導しますが、
運悪く咬まれても、損害賠償という４文字は私は考えつかない。
もしそんな風潮が一般的になれば、誰も集合注射に連れてこなくなる。
しつけのいい犬だからといって、万が一のことがないとは限らない。
その都度、多額の保障を飼い主側が検討しなければならないとすれば、すでに提案に
あったように注射料金に賠償保険料をプラスして行政が集めた方がいい。
実際は、集合注射を主催ないし請け負っている側が保険にはいるべきと考えます。
元発言の飼い主さんには、すでに民事事件になっていると考えられますので、法律家の
アドバイスを受けられることをお薦めします。
獣医師広報板には末尾のようなリンク集があり、メールで無料相談を受けられている
方もいらっしゃいますので、ご利用をご検討ください。


http://www.vets.ne.jp/link/pc/pet10.html