意見交換掲示板過去発言No.0000-200604-229
Re キズ・・・2 |
投稿日 2006年4月25日(火)22時45分 投稿者 けりーずはうす
まあ、そんなに毛が生える生えないを気になさらなくても。 それよりも、良好に傷が治ることを考えていけば、おのずと傷が治った後に 毛が生えてきますよ。 傷の跡は必ず残りますが、毛が生えればわからなくなるでしょう。 高齢なのであれば尚のこと、長引かせない方がかえって猫にとって負担をかけないと 思っていただきたいです。 皮膚と皮膚が接していない部分が広いと、傷の治りは遅くなり、皮膚の下の肉芽組織 (傷を治そうという正常な反応組織)が皮膚の再生を邪魔することがあるのです。 そうなれば、猫さんにもっと痛い思いをさせる処置が必要になることもあります。 とまあ、脅すような大げさなことことを書きましたが、以外と何でもなく、直ぐに 治るものかもしれません。 しかし、実際に診察をしていないものが大丈夫、とは言い難いのですね・・・。 まずは、傷を覆っているものを取り外し、傷を空気と触れさせましょう。 傷を覆うことで、かえって空気を嫌う細菌が繁殖することがあります。 また、空気は傷の再生を促します。 外出して汚れることはないのですから、さほど神経質になることはないでしょう。 このまま様子を見る選択をなさっても 1週間くらいで治ってきている様子がなければ(ジクジク湿っぽかったり 化膿してきたり)、やはり受診してくださいね。 大げさに騒ぐこともない傷かもしれませんが、そこの所の判断が難しいところですね。
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