これは、ｓ／ｄのパンフレットを読んでいただけるとよいでしょう。

今、手元にあるのは犬のものですが、注意点として下記の３点が記載されています。

１、ナトリウムの量が多く、蛋白質・ミネラルの量が抑えてあるので、６ヶ月以上の給与は控えてください。
２、幼犬、繁殖期の犬の雌には与えないで下さい。
３、うっ血性心不全の犬には与えないで下さい。

うっ血性心不全の犬でなければ、スツルバイトの適応としては、６ヶ月くらいまでの給餌は想定内ということだと思います。
通常も、尿中に結晶が確認できなくなっても、ある程度の期間は食べてもらうことが推奨されています。

また、猫のｓ／ｄの場合ですと、

１、尿酸化剤の使用を含め、他の栄養補給は禁忌です。
２、ナトリウム含量が高いため、F−ｓ／ｄ のみを与えていて病気が再発した場合以外は、長期給与しないでください。
３、ミネラルを制限しているので、幼猫や繁殖期の雌猫には与えないでください。

となっています。
猫は犬ほど飲水をしてくれないので、その分は注意して欲しいということでしょうし、どのくらいの期間食べさせるのかは、尿中の結晶の推移をみて獣医師が判断してくれということになります。
いずれにせよ、飲み水の量を増やすために塩分量を高くしているような感じになりますから、それは承知して置くようにということですね。犬にしても猫にしても人間と同じものを食べているようであれば、その時点で同じことが言えると思います。