獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200707-61

Re:Re:Re:熱中症について
投稿日 2007年7月11日(水)11時16分 投稿者 けりーずはうす

そうですね・・。ほとんどの場合が、飼い主さんが何かをしている間にでも急いで病院に駆け込んでいただく方が
救命率は上がる状態であろうと思います。
しかし、発見が早い場合は、とりあえず冷水を飲ましたり、体にお水を掛けたりしましょう。
できれば、掛けるよりも、犬の体を水につけてしまうほうがいいでしょうね。
その後体温が下がったように見えても、油断せずに病院に行きましょう。
一時的には下がっても、数時間すると再び体温が上昇してくることは、熱中症の場合ではよくあることです。
また、かなりの重症で、意識も朦朧としているのであれば、移動中の車の中は、寒いくらいに温度を下げ、コンビニなどで氷を購入したり、アイスパッドなどを体に当ててください。
意識があるようなら、氷水などを飲ませてもいいでしょう。
この後多少の下痢をするかもしれませんが、命の方が優先的です。

また、若いときには耐えられた温度でも、老犬になると体力低下と共に熱中症になるケースも多く見られます。
10歳以上の老犬の場合は、「去年が大丈夫だったから」とは思わず、注意深く観察していただくことも大切です。

そして、星さんのダックスさんには当てはまらないかもしれませんが、熱中症で運ばれてくる犬の大半が
冬毛をきちんと手入れされていないことが多いものです。
本格的な暑さを迎える前に、ブラッシングで冬の毛を抜いてあげることも予防策の一つですね。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。