意見交換掲示板 2008年11月4日(火)10時22分

猫のこういった外傷などによる皮膚の治癒遅延は、臨床医であれば経験していると思われます。
いままで、ドレッシング剤で治癒に至ったものもありますし、キチン・キトサン類の薬剤を使用して治療したケースもあります。
なので、残念ながら獣医師も様々な治療法を試しながら処置していくということになってしまいます。

当院ではありませんが、他院にてこういった様々に治療を行ってもなかなか治癒にいたらなかったものが
レーザー照射にて治癒に至ったケースがあると情報交換をしたことがあります。
レーザーの多くは、血行を改善する作用により治癒にいたることから、結局はそういったことが原因で
皮膚再生が遅れてしまうのかもしれません。

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