獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-201501-37

Re17:うさぎの口内膿瘍
投稿日 2015年2月14日(土)15時41分 投稿者 makoパパ

約2週間ぶりになりますがご報告とまた相談をお願いいたします。
先生との会話は前後順が異なっているのもあると思います。

9日に診察してもらった結果、白い膿が消えており、お薬もあと4日だけ免疫強化のためのものだけにして抗生物質はやめてみようということになり、とても安堵しておりました。

そして来週月曜に行けないので、今日診察に行ってきました。
以前ほどでないにせよ、野菜もペレットも牧草も食べ、ボトルからお水を飲むようになっていたのですが、ここ2日ほどはペレットの食いが少し悪くはなってました。

診察の結果、右下奥歯にかぶさるように腫瘍が再発しており、膿も出ていてそこから出血もある、とのことでした。
先生もしばらく悩んでから「もう1度手術してもおそらくまた1ヶ月内に再発すると思いますがどうされますか」と話されました。
私はショックを受けながらも「もう1度手術して、それでもダメなら強制給仕をしていってですかね」と聞きました。
先生から「完治は難しいと思いますし、1ヶ月ごとに手術を繰り返すことになっていくと思います。」と言われ「どうしていくか、考えてもらわないといけない」と言われました。「どうしていくかというと、薬を飲み続けるかですか」と聞くと
「このままでいくか、もう1度手術してみるか、・・安楽死という選択をするか」と言われました。とてもショックを受けましたが「正直、安楽死を勧めるような状態です」と言われました。「今はまだ自分で食べてくれているのでいいのですが、(今後)強制給仕していっても、腫瘍が喉を圧迫して(前回の手術前のように)飲み込めなくなると思います」とのことでした。強制給仕続けてさえいればという考えでいた私は目の前が暗くなりました。
「悪性の腫瘍であるのは間違いないでしょうし、平均寿命が7歳半なので6歳過ぎているとこういったことも」とでした。「手術あるなら小さいうちの方が簡単ではありますが」という話と、「今回のこと(安楽死)は、お金が無いからとか、(下などの)世話するのが大変だからというのとは違いますから」とでした。
「私ならという考えもあるのですが、○○さんに考えて決めてもらわないといけないので」と言われたので「先生ならどうされますか」と尋ねると、「私なら・・・もう1度だけ手術してみるか、このままかですね」とのことでした。
聞きたくないと思いながらも「このままだとしてどれくらい・・」と尋ねると「2ヶ月もたないと思います」との話で、突然のことに覚悟ができておらず、いろいろお話しながら泣いてしまいました。
強制給仕を続れるだけ続けて・・というのも私が「これだけやってあげた」という自己満足でしかないかもしれない、コルちゃんは「痛いよ〜苦しいよ〜」と思うのかもしれない、手術を選択しない時に、コルちゃんの負担を考えてと思っても、どこかにお金のことでそう選択してるのかもしれない、など、自分の都合でしかないのかもという思いがあり・・。このまま1週間後まで考えなければと思っても、考えることから逃げてしまい、けっきょくはこのままで、でもその時に理由がお金のことなんじゃないか、とか。

「何度も手術していくストレスや、手術の時に患部や周囲を焼くわけですから、痛みもあります。犬猫と違って痛み止め使えませんから、コルちゃんの負担を考えると・・」や「○○さんの腕の中で逝くのが1番だと思いますし」という話もありました。
「しばらく考える時間は必要だと思いますから、突然その時にっては決断できないと思うので」と言われました。
先生に「コルちゃんはいっぱい愛されてきたんだね」と言ってくださりましたが、
6年間の中で、お掃除などもしっかりしてあげてなかったりもしましたし、半年近くケージから出してあげれない時もあったりしました。良し悪し分かれるでしょうが、おやつやグッズなどもたくさんあげれたわけでもなく、ペレットや牧草だって、1番美味しくて栄養も高いやつをあげれてたわけでもなく、毎日たくさんナデてあげてたわけでもなく・・など、自分では私はズボラでいい加減な人間で、と後悔がたくさんあるので胸が痛くなりました。

いつかは覚悟しなくてはいけないことながらも、今の自分は「もう1度手術するか」すら決断できずにいます。逃げてるなとも思います。弱い人間だとも思ってます。
情けない話ですが、ご意見や「私なら」といった意見などよろしくお願いいたします。

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