おはつに書き込みさせていただきます。

クリプトに関しては　決定的な対策がないので　なんでも試してみる。というのが正解かと思われます。木酢液をのませて　どのくらいで爬虫類にダメージが出るか確認のうえ　効果を研究したいですね。安全な最大量で駆虫効果が出るかどうか・・・。興味はつきませんね。幸い　クリプトで被害の大きいのは　家畜化された多産系の爬虫類ですから　材料には事欠きません。誰かがホウシャガメのウイルス病を研究したかったとして、材料そのものがあつまらないですし　感染実験などとんでもないですから。

現在　クリプトをオンエッグ感染と仮定して　卵を洗うことによってクリーンな個体をつくり　オールインオールアウトで　コロニーを清浄化し　あとはコロニーをクローズする。同時進行で　あやしい個体は迷わず淘汰する。　という方向性を模索しています。
モデル動物は　フトアゴヒゲトカゲを予定しています。クリプトとは広義の同類であるコクシジウムの感染が定着しており　新生仔の成長阻害の被害もみられます。多産なので　同腹の卵を２群にわけて実験したりできますし　洗うことの　孵化率への影響などもみやすいかと思います。
しかし　親個体の準備に時間がかかり　現在育成中の個体は　来年ようやくクーリングして繁殖に使えるかと・・・　気の長い話です。
洗ってみたら　卵全滅　だったら　悲惨ですしね。

ミドリガメも輸入されてくるときは　理論的にはサルモネラフリーに処理されているそうですね。
しかし　サルモネラの場合は国内で飼育ストックされる段階で保菌していくようです。
タライで飼育して水かえをする。という飼い方だと　菌を増殖しているようなものです。
しかし　キャパに見合った生物ろ過を加えれば　サルモネラだけが優先的に爆発増殖することもなくなるので　正しい飼育方法として　ミドリガメ１匹に１８０ｃｍ水槽を用意し底面と外部を組み合わせた巨大なろ過装置を設置し　天然の太陽光か強力なメタルハライドランプを点灯し　ろ過バクテリアのみならず　ワムシなどの　細菌を捕食する微生物を増殖させると　そうそう　サルモネラ菌液　のような水にはならないと思います。カメも大喜びですね。