アヒルと鴨のコインロッカー |
2006年 日本 ミステリー・青春
<監督>中村義洋
<原作>伊坂幸太郎
<キャスト>濱田岳 , 瑛太 , 松田龍平 , 大塚寧々 , 関めぐみ
<ストーリー>
仙台の大学に入学する椎名(濱田岳)は、アパートで一人暮らしを始めた。引っ越しの片付けをしていると、隣の部屋の河崎(瑛太)から声を掛けられた。そして、隣の隣の部屋に住むブータン人のために、本屋を襲って広辞苑をプレゼントしようと誘われる。よく事態が飲み込めないまま、椎名は、モデルガンを持たされて、本屋の裏口に立っていた・・・。
<感想>
伊坂幸太郎さんの原作の映画化です。私も4年ほど前に読みました。そして、とても面白かったという感想を書いたのですが、4年経って、完璧に内容を忘れていました・・・(^^;。
ということで、とても、新鮮な気持ちで、映画を見たのですが、映画も、やっぱり、面白かったです。
河崎が、純朴な青年椎名に、怪しげな話を吹き込むところから、なんだか怪しい。
だいたいブータン人って?!
でも、そういわれると、隣の部屋の青年は、確かにブータン人に見えてくるから不思議です(^^)。
そして、謎めいた本屋襲撃と、河崎の行動。
謎が謎を呼び、椎名と共に翻弄される、見ている私。
本の内容をすっかり忘れていたせいで、ドキドキしながら見ることが出来て、かえって良かったかも(^^)。
主演の濱田岳が、とってもよかったです。気が弱いけど、純朴で、好青年。河崎と出会うのは、彼でなくてはいけませんね。
瑛太もいいです。ちょっとワイルドな感じが松田龍平を感じさせるし、そして、本来の彼の素性もきっちり表現していました。
彼らのことを念頭に置いて、もう一度、原作を読み返したくなりました(^^)。
監督は、「ルート225」の中村義洋。こちらの作品も好きです。(2008,07,11)
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