スターダスト  |
２００７年 アメリカ・イギリス アドベンチャー・ファンタジー・ロマンス 
＜監督＞マシュー・ヴォーン
＜キャスト＞ クレア・デインズ , チャーリー・コックス , シエナ・ミラー , ルパート・エヴェレット , ピーター・オトゥール , ミシェル・ファイファー , ロバート・デ・ニーロ , デヴィッド・ケリー , ジェイソン・フレミング , ベン・バーンズ , リッキー・ジャーヴェイス , ヘンリー・カヴィル , マーク・ストロング
＜ストーリー＞
イングランドの外れにあるウォール村に住む青年、トリスタン（チャーリー・コックス）は、ある夜、流れ星が落ちるのを目撃する。その流れ星を恋する女性（シエナ・ミラー）にプレゼントしようと、村の壁を越えて魔法の国、ストームホールドへと向かうのだった。一方、流れ星を手に入れて、若さを取り戻そうとする魔女たち（ミシェル・ファイファー）も、トリスタンと同じ流れ星を狙っていた・・・。
＜感想＞
苦手なファンタジーですが、この映画だけは、見たい！と、だいぶ前から思っていました。なにしろキャストが豪華で、魔女メイクもすばらしいし、大人が見ても、楽しめそうだったですからね〜〜(^^)。
前半は、物語の説明部分が多いので、多少もたつき感があって、退屈しそうになりましたが、そこら辺は、早めに切り上げてくれて、すぐさま冒険が始まる手際の良さ！
そして、たくさんの登場人物が、それぞれ主人公たちに関わり合い、その謎が徐々に解けてゆく面白さ。また、映像の美しさと、ラストの盛り上がり。想像したとおり楽しめました(^^)。
面白かったのは、デ・ニーロ船長の意外な趣味！とか、４９歳になってますます美しいミシェル・ファイファーと、女優魂を見せた４００歳越えの超老けぶり、そして、殺された王子たちの外野席からのつぶやき等々。見所たっぷりでした。
トリスタン役のチャーリー・コックスも、途中で、髪型を変えただけで、すごく凛々しくなって、うっとり〜(^^)。彼は、「カサノバ」でもかっこよかったんですよね〜〜。
ただ、残念なのが、肝心の流れ星役のクレア・デインズ。どうして彼女が流れ星役だったのかなぁ。レオと共演した「ロミオ＆ジュリエット」の頃の彼女ならばよかったのに〜〜！と、時の流れを恨みました。でも、感情の動きによって、全身が輝くところなどは、とてもよかったです(^^)。
そして、ラストにもたらされる大団円、これは、ファンタジーの醍醐味でしょう。とてもよくできた、大人も満足できるファンタジーだと思いました。
(2005,10,27)
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