夜のピクニック          |  
  
2006年 日本 青春        
  
<監督>長澤雅彦 
<原作>恩田陸 
<キャスト> 多部未華子 ,   石田卓也 ,   柄本佑 ,   加藤ローサ ,   池松壮亮 ,  南果歩 ,  貫地谷しほり
  
<ストーリー> 
歩行祭というビッグイベントが、年に一度ある高校で、甲田貴子(多部未華子)は、高校最後の歩行祭の日を迎えていた。80kmを夜を徹して歩くその日、貴子はある決心をしていた。それは、同じクラスで、まだ1度も話したことのない西脇融(石田卓也)に声を掛けることだった。一方、彼らの友人たちは、また違うことを計画していた・・・。
  
<感想> 
原作は、恩田陸さんです。恩田さんの本は、大好きで、たくさん読みましたが、この本を読んだとき、やっぱりすごい本を書く人だなぁと、感激しました。その本の映画化なので、見るのをとても楽しみにしていました。
  
結果から言うと、ちょっと期待しすぎたかなぁという感じです。 
原作では、青春のキラキラしたものをずっと感じながら読んでいたのですが、映画では、ちょっと間延びした感じになってしまった気がしました。 
長時間歩いているうちに、友達や、クラスメートと、いろいろなことを話し、感じ、そして、いろいろなことが起こって、たった1日の中で彼女たちが、大きく成長するところが、この作品のすばらしいところなのですが・・・。
  
主演の多部未華子は、高校3年生には見えないものの、健闘していました。彼女は、「ルート225」を見て以来、好きな若手女優さんです。 
他の出演者も、なかなかよかったです。 
ただ、邦画を見るときによくある、セリフが聞き取りにくいところが多くて、見ている間中、リモコン片手に音量を上げたり下げたりだいぶ苦労しました。映画館で見たら問題はないのでしょうが・・・。(2008.01.01)
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