IT　イット　　　　　　 １９９０年　アメリカ　（IT） ファンタジー・ホラー　　　 ＜監督＞トミー・リー・ウォーレス ＜キャスト＞ リチャード・トーマス , アネット・オトゥール , ティム・カリー , オリヴィア・ハッセー , セス・グリーン ＜ストーリー＞ 弟ジョージーを何者かに殺されたビル（リチャード・トーマス、ジョナサン・ブランディス）は、夏休みに仲間たちと過ごすうちに、デリーの町に何かが起こっていることに気がつき、その元凶である下水道へと向かうのだが・・・。 ＜感想＞ 新しく映画化されることになったスティーヴン・キング原作の「IT」ですが、今回見たのは、１９９０年にアメリカで放映されたMTVです。 原作を読み終わったので、新作映画を見る前に、昔の映像化作品を見るべく、アマゾンビデオで、レンタル（１９９円）しました。 キング原作なので、文庫本では、４冊の長い作品です。 子供の頃に起こった不気味な敵との戦い。そして、大人になって町に呼び戻されてからの、再度の敵との戦いが描かれています。 １８８分の長い作品なので、見るのが結構大変でしたが、原作に忠実に話が進むので面白く見れました。 でもそれも、大人になって再会した中華料理店での会食の頃まで。 その後の肝心な”IT”との最終バトルは、まったくもって残念な出来映えでした。 原作では、訳が分からないぐらい壮大な話（笑）で、しかも、映画「エイリアン」のパクリ？！ようなシーンもあり、薄気味の悪いシーンが延々と続いて楽しい！？のですが、この作品では、とってもあっさりと描かれていて、しかもボスキャラがあまりにも弱い！(^_^;。 原作を読んだばかりなので、そのイメージを重ねられたからよかったというか、だからこそ、がっかりすぎたというか、なんとも複雑な心境になりました。 今年の９月に全米公開になるという新作「IT」は、最新技術を駆使しているでしょうから、期待できるかな？？(2017,06,25) 原作　　　　「IT」 TVドラマ版　「IT　イット」 前編　　　　「IT　イット”それ”が見えたら、終わり。」 後編　　　　「IT　イットTHE　END”それ”が見えたら、終わり。」