グローリー           |  
  
1989年 アメリカ アクション・歴史・戦争
  
<監督>エドワード・ズウィック  
<キャスト>マシュー・ブロデリック   ,   デンゼル・ワシントン   ,   モーガン・フリーマン   ,   ケイリー・エルウィズ   
 
<賞>アカデミー助演男優賞(デンゼル・ワシントン)他 
  
<ストーリー> 
アメリカ、南北戦争時代。ボストンの実家に戻っていた北軍指揮官ロバート・グールド・ショー(マシュー・ブロデリック)は、黒人で構成される第54連隊の指揮官に任命され、多くの黒人が志願してくるが、彼らには軍服はもとより、靴の配給もなかった・・・。
  
<感想> 
南北戦争時代に、実際に北軍の兵士として活躍した第54連隊を描いた実話です。黒人部隊のことは、全く知らなかったので、面白く見ることが出来ました。 
北軍といえども、まだまだ黒人への人種差別は激しく、また、志願してきた黒人達の質も決して高くない情況で、彼らと共に、士気を高めていこうとする若き指揮官ロバート・グールド・ショーが、戸惑い、悩みながらも奮闘する姿が、見応えありました。
  
そして、あの死んで当然の戦い方(^^;。あの頃の戦い方って、こんなにも、ひどいものだったんでしょうかねぇ。そんな悲惨な戦いでも、自分たちの自由を勝ち取るために、進んで、戦いに望んだ彼らは、きっと、本望だったのでしょう。
  
来月公開になる、レオ主演の「ブラッド・ダイヤモンド」の、エドワード・ズウィック監督作品ということだけしか知らずに見始めたので、見知った男優さんが、たくさん出ているーーしかも若い!ーーので、驚きました。 
デンゼル・ワシントンも、とっても若くて、最初、彼だとは気がつかないほどでしたが、彼は、この演技で、アカデミー助演男優賞を獲得していたんですね〜〜。 
主演のマシュー・ブロデリックも、青年将校役で、若い!!「プロデューサーズ」の彼が頭にインプットされていたので、ちょっとびっくりしました(^^)。 
そんな彼らとは違って、この頃も今も、あまり変わっていないのが、モーガン・フリーマン(^^)。彼が登場すると、映画に安定感が出ますね〜(^^)。 
他にも、ショーの友人の士官、キャボット・フォーブス役のケイリー・エルウェスも、ショーの良きアドバイザー役として、光っていました。
  
ただ、この時代をよく知らない私にとって、映画全体が少々説明不足でした。恥ずかしながら、最初のうちは、彼が南軍か北軍かさえも分かりませんでした(^^;。これは、個人的な問題なのですが・・・(^^;。
  
ということで、「名作」に入れようかどうしようか迷いましたが、評判がいいので、「2007年は名作を見よう」の第7作目にしておきます〜(^^)。(2007,03,06)
 
  
★2007年は名作を見よう★
  
第1弾「風と共に去りぬ」 
第2弾「ウエスト・サイド・ストーリー」 
第3弾「大脱走」 
第4弾「ネバーエンディング・ストーリー」 
第5弾「チャンプ」 
第6弾「シャイニング」 
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