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「ミレニアム2 火と戯れる女」上下
スティーグ・ラーソン



女性調査員リスベットにたたきのめされた後見人のビュルマンは復讐を誓い、彼女を憎む人物に連絡を取る。そして彼女を拉致する計画が動き始めた。その頃ミカエルらはジャーナリストのタグと恋人ミアが進める人身売買と強制売春の調査をもとに、『ミレニアム』の特集号と書籍の刊行を決定する。ダグの調査では背後にザラという謎の人物がいるようだ。リスベットも独自にザラを追うが、彼女の拉致を図る者たちに襲撃された! (内容紹介より)

とても面白かった「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」の続編です(^^)。
もちろん、スウェーデンのオリジナル映画も見ているのですが、またまた、だいぶ内容を忘れていました。
っていうか、冒頭の辺りは、映画では描かれなかったですよね?
だから、なお一層面白く読むことが出来ました。

リスベットの新たなる一面を見ることができて、驚くやら、彼女らしいと思うやら。
中でも、一番の驚きは、彼女の行った、彼女自身に対する”変化”。
これは、ちょっと彼女らしくないような気もするけど、彼女も、女性なんだなと改めて思ったり。
やっぱり、著者が男性だから、こういう発想になるのかな??

その部分を通り過ぎると、映画とシンクロし始めました。
リスベットの新しい生活や、衝撃の事件、リスベットの逆襲・・・。
映画では、字幕を読みつつ、素早く映像を見なくてはいけないので、理解できないところもあったりするのですが、
小説だと、事細かく描かれていて、さらに、理解が深まり、より一層面白さが増しました。

あ〜、面白かった!
私、リスベット=”ラブ”だわ〜。レズビアンではないけど・・・(^^)。
続編を読むのが楽しみ! (2012,10,15)



☆☆”ミレニアム”シリーズ☆☆
「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」
「ミレニアム2 火と戯れる女」
「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」
「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」
「ミレニアム5 復讐の炎を吐く女」


☆☆”ミレニアム”オリジナル映画シリーズ☆☆
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
ミレニアム2 火と戯れる女
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士


☆☆”ミレニアム”ハリウッドリメイク映画☆☆
ドラゴン・タトゥーの女
「蜘蛛の巣を払う女」