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マルタのやさしい刺繍 |
2006年 スイス コメディー
<監督>ベティナ・オベルリ
<キャスト>シュテファニー・グラーザー , ハイジ・マリア・グレスナー , ハンスペーター・ミュラー=ドロサート
<ストーリー>
スイスの小さな村、トループ村に住むマルタ(シュテファニー・グラーザー)は、夫が亡くなってからは、ふさぎ込む毎日だった。そんなある日、彼女は、ふとしたことから、昔の自分の夢を思い出す。それは、得意な裁縫の腕を生かしたランジェリーの店を開くことだった。しかしそんなマルタに、周囲は冷ややかだった・・・。
<感想>
珍しいスイスの映画です。
スイスの映画は、何本か見たことがあるのですが、な〜〜んか、あまりいい印象がないんですよね(^^;。(あ、もちろん、好きな作品もありますけど(^^))
でも、この映画は、ほのぼのとしていて、いい感じでした。
なんといっても、老婦人たちが主人公なのが、私としては、とてもうれしいところ(^^)。
ストーリーは、”老人が、周囲の目をはねのけて頑張る・・・”というものです。
今までにも、何本か、こういう感じの映画はありましたが、いつ見ても、お年寄りが頑張る映画って、ほのぼのしているし、元気が出ていいですね〜。
こういう話は、国を問わず、どこにでも起こりうる話ということでしょうね。
ご老人たち!頑張れ!!(^^)。
あるきっかけから、昔の夢を思い出し、それに向けて夢中になるマルタおばあさん。
でも、その夢が、ランジェリー店で、そして、マルタばあさんの息子が、村の牧師だったことからいろいろな問題が・・・(^^;。
ネットショップのことが出てくるので、現代の話なのでしょうが、
スイスの、伝統を重んじる田舎町が舞台なので、いい年をしたおばあさんが、そんな店を出す・・・と言うだけでも、大スキャンダルになってしまうのです。
でも、彼女のこの大胆な行動が、他の婦人たちにも影響して・・・。
もう年寄りなんだから、おとなしく若い者の言うことを聞いていればいい・・・な〜〜んて、言ってちゃだめですよ。
頑張れ老婦人たち!!(^^)。
でも、こうしてみると、やっぱり、女性の方が、考え方に、柔軟性があるのかしらね〜〜(^^)。(2010,02,16)
☆☆スイスが製作国に入っている映画。
「ベレジーナ」(1999)
「最後通告」(1998)
「厨房で逢いましょう」(2006)
「太陽」(2005)
「狩人と犬、最後の旅」(2004)
「列車に乗った男」(2002)
「ポルノグラフィックな関係」(1999)
「ポーラX」(1999)
「素敵な歌と舟はゆく」(1999)
「ゴダールの決別」(1993)
「ジョニースウェード」(1991)
など
★★同じタイプ?の映画。
「やわらかい手」(2007)
「カレンダー・ガールズ」(2003)
など
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